美しく、キラキラした夢があるデザート。もうひと工夫の気持ちを大切にして、お菓子を身近なものにしてください。

ビスキュイ・グラッセ・パナシェ

ビスキュイ・グラッセという名は、焼き菓子のビスキュイからとったもので、卵を泡立てて・・・という作り方が同じことからきたものです。ここでは、2種類のビスキュイ・グラッセを盛り合わせました。

ソルベ・ア・ラ・パパイユ フレッシュ

パパイヤのねっとりとした甘みが感じられ、こくのある味わいのソルベになりました。

ボンブ・グラッセ・ネロン

ボンブ・グラッセは、ボンブ(砲弾)形の型に2種類以上の生地を詰めて形作ったもの。これは、皇帝ネロの名のついたボンブ・グラッセです。暴君であったネロが、氷菓を燃やせと命じたところからできたものとか。サービスするときに、リキュールをふって火をつけます。

メレンゲ・グラッセ・ア・ラ・クレーム・シャンティイー

卵のような形をした、白いかわいらしいデザートです。ここではメレンゲにヴァニラ・アイスクリームをはさみましたが、好みで、他のアイスクリームやグラッセ、市販のものをはさんでもかまいません。

ソルベ・オー・ペーシュ

桃をコンポートにして作ったソルベと、生の桃や他のフルーツを盛り合わせます。やわらかな桃の味に、いちごやフランボワーズがアクセントを添えます。

グラニデ

グラニデは、一言で言えば、シャーベットの粒子の粗いもの、といった感じです。
現在、宴会のコースになった料理の場合、料理と料理の間にシャーベットが供されることがあります。
本来は、あれがグラニデなのです。つまりグラニデとは、”アントレの次、ロティ(ロースト)の前に供される”ものなのです。

レ・トロワ・ソルベ・オ・フレーズ

レモン、カシスオレンジの3種のソルベを用います。回りにいちごソースをかけ、飴の花とゴーフレットを飾り供します。

クープ・グラッセ・アレクサンドラ

賽の目に切ったフルーツとキルシュ酒、シロップを混ぜ、クープに盛ります。上にストロベリー・アイスクリームをのせてビスキュイを添え、仕上げます。

テュリップ・オ・フレーズ・エ・グラス・ヴァニーユ・ソース・フランボワーズ

チューリップ形のタンバルの上に、いちごのソルベ、ヴァニラ・アイスクリーム、フランボワーズをたっぷり乗せます。フランボワーズのソースをかけて供します。

フレーズ・メルバ

ヴァニラ・アイスクリームにソース・メルバとイチゴを添えたものです。氷彫刻のスワンの器で仕上げました。

アプリコット・サンデー

ヴァニラのアイスクリームにアプリコットをのせ、さらにアプリコット・ソースをかけます。仕上げにクレーム・シャンティイを絞ります。

チョコレート・サンデー

ヴァニラのアイスクリームにチョコレート・ソースをかけ、クレーム・シャンティイ、アーモンドスライスをあしらいます。アイスクリームは、好みでチョコレート入りのものでも良いでしょう。

ストロベリー・サンデー

ヴァニラのアイスクリームを器に盛り、刻んだいちご入りのいちご・ソースをかけ、クレーム・シャンティイを絞ります。

ラズベリー・サンデー

ラズベリーのピュレをシャーベットにして、フランボワーズとクレーム・シャンティイ、フランボワーズの
ソースで仕上げます。

パイナップル・サンデー

パイナップルのシャーベットに、パイナップルソースをかけます。ソースにはカットしたパイナップルと
アプリコットジャムを少々加えます。