ミッドタウン店は、皆様の温かいご支援の御陰を持ちまして六周年を迎える事が出来ました。恵比寿の地にて、たった六席からスタートしましたデザートカウンターは三年の時を経てミッドタウンにて14席に進化しました。そしてこの度、ミッドタウン店六周年を記念しましてリニユアルをかけ、更なる進化を遂げる事となりました。
販売スペースには、小田原の一夜城Yoroizuka Farmでは既に人気商品となっていました、シャーベットとアイスの販売を始めます。今までは、デザートカウンターでしか食べる事の出来なかったToshi名物のピスタチオやマンゴー、有機ショコラKAOKAなどのアイス、約15種類がテイクアウト可能となります。またご贈答には最適な常温保存で自宅で冷凍させて召し上がって頂ける、プラチナソルベの販売など今までお客様のご要望の多かった商品を新たに従来のラインナップに加えました。 デザートライブに関しましては、新たなる冷蔵ケースや真空調理機の導入など進化を遂げていますが何といっても大きなデザートの変化は銅板焼の導入であります。9年間のデザートライブの中で感じていましたのは更なる温度差デザートへの挑戦であります。コンベクションオーブンを背後に配置して、スフレやフォンダンショコラなど焼き立てを直ぐに提供出来るシステムは既に構築していたのですが、カウンターに銅版を導入する事によって新たなるデザートへの可能性が更に広がって参りました。普通のフライパンや鍋で焼くのとどのように違うのかと申しますと、分厚い鉄板で焼かれる高級鉄板焼き店のお肉の火の通りが違うのは皆様ご存じだと思いますが、分厚い銅板は鉄よりも熱の伝導率は良く、そして均等にじんわりと火が入っていくさまはフルーツのソテーやパンケーキ、フレンチトーストのような生地ものにも最適であります。また一日中熱い状態で銅板をスタンバイしておけるシステムもデザートライブには最適であります。これによってベルギー時代のスペシャリテでスウェーデン国王の晩餐会でも好評を博しました「ベルギー風パンぺルデュー」などもメニューに初登場しております。
Toshi YoroizukaはOPEN以来9年間「美味しい菓子を作り、お客様に真心を込めて届ける」事の一念で歩んで参りました。その歩みはミッドタウンでのデザートライブ、素材から自分達の手でと農園を併設しました一夜城Yoroizuka Farm、南米エクアドルでのカカオ農園の設立、そして日本全国の農家の皆様と自然の恵みへのオマージュ(尊敬の念)の思いを込めたYoroizuka Farm TOKYOへと進化して参りました。 そしてこの度、更なるデザートの可能性に挑戦を挑みたくミッドタウンリニュアルオープンとなりました。今秋には三年前に開設しましたエクアドルのカカオ農園から初収穫のカカオ豆が送られてくる予定です。こちらも日本人がまだ食べた事のない本当のエクアドルのカカオの美味しさをダイレクトにお伝えすべく試行錯誤を繰り返している最中であります。Toshi Yoroizuka は今後とも妥協する事なくより美味しいものをお客様に提供出来ますように精進して参りますので、今後共何卒宜しくお願い致します。
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