このソースの味は用いるチョコレートによって決まる。製品によって糖分やカカオ分、脂肪分が微妙に異なるので、適宜なめて味を確かめながら作っていくこと。このソースは、基本的にはチョコレートと水あめ(砂糖)、牛乳、生クリームで作ることができる。しかし、チョコレートだけで好みの味を作るのは難しいので、ココアパウダーをシロップと練り合わせたペーストや、バターなどの油脂分を加えて調節するのが一般的である。
温製または常温で用いるが、保存がきくので一度に作っておき、使うときにシロップや生クリームで調整してもよい。また、香りづけに酒を加えるのなら、コアントロー、グランマルニエなどのリキュールやラム酒、ブランデーなどが合う。
配合:牛乳 300cc/ 生クリーム 300cc/ 砂糖 50g/ 水あめ 60g/ スイートチョコレート 400g/
ココアパウダー 80g/ シロップ(糖度16) 100cc
*スイートチョコレートはヴァローナ社のカラクを用いた場合の分量。リキュールなどで香りをつけてもよい。
1:鍋に牛乳、生クリーム、砂糖、水あめを入れて火にかけ、泡立て器で混ぜながら砂糖を煮溶かす。
2:スイートチョコレートを刻んで1に加え、チョコレートを溶かす。火加減を少し弱め、木べらでていねいに煮溶かすようにする。
3:2の出来具合を確かめ、濃度をつけたい場合は、ココアパウダーを温かいシロップでペースト状にしたものを加える。味は、シロップとココアパウダーの量で加減する。
4:出来上がり。保存する場合は冷蔵庫で行い、用途に合わせてシロップや牛乳を加え、温め直してから用いる。