ありがとうございます
027/059
佐々木靖様
ありがとうございます!
ありがとうございます!
私より年下ではありますがベルギー修行時代たいへんお世話になった方で現在ブリュセルの「Yasushi Sasaki」というパティスリーのオーナーシェフであります。私がお世話になったと言うよりもベルギーで修行経験のあるパティシエで佐々木氏のお世話にならなかった人はいないと思います。それほど面倒見の良い器の大きい方であります。
佐々木さんと共に
19歳の時、お父様の仕事の関係でベルギーに渡りその後現地の製菓学校を卒業されブリュセルの名店「Mahieu」で12年間勤務の後、2006年自店をオープンされました。中でも佐々木さんには叱られるかも知れませんがユニークな経歴はマンダリンナポレオン国際大会2位がなんと3度。その他、コアントロー・ヨーロピアン3位など上位入選回数多数。毎回優勝候補と言われながらも無冠の帝王であります。私がいる頃も2位になっては「日本人に対する差別や!」などと本気か冗談か解らない事を口走っていらっしゃいました(笑)。すみません佐々木さん怒らないで下さいね!。冗談はさておき技術では間違い無く世界のトップクラスの方であります。
今回は日本で3度の講習会を開かれたのですが連絡があってまず言われたのが
「講習会には来ないで下さい!。」であります。
笑ってしまいましたが気持ちはわかります。私も講習会に友人が来るのは何だかこっ恥ずかしくって嫌です。
その佐々木さんとの思い出の中で特に印象に残っているのは9.11テロであります。ベルギーのレストランでシェフとして働いていたのですが朝から厨房はその話でもちきりでした。家にテレビの無い私は仕事が終わって佐々木さんの家に行ってテレビを見せて頂き釘付けになってしまいました。なんの知識も無くまだフランス語もあやふやな私に佐々木さんはビルが崩壊に至るまでの一連の出来事を詳しく説明してくれました。「こんな事が起こりうるのか?」と愕然となり「戦争に発展してしまうのでは」と危惧するほどのショックを受けました。日本では考えられませんが当時私の周りにはイスラム系の人が多くいらっしゃりアメリカに対して批判的な声も多く、より一層様々な事を考えさせられました。
少し硬い話になってしまいましたが楽しい思い出もたくさんあります。その一つが餃子パーティ。生地作りから始めて綿棒で伸ばして具を包み込んでいくのですがこれが面白い。何故面白いかというと初めて餃子を作ってみて解ったのですが餃子作りにはパティシエ&パン屋的要素が多く含まれているのです。パティシエ仲間の餃子パーティは微妙な技術とプライドが火花を散らす愉快で刺激的なパーティなのでした。
今回は日本で3度の講習会を開かれたのですが連絡があってまず言われたのが
「講習会には来ないで下さい!。」であります。
笑ってしまいましたが気持ちはわかります。私も講習会に友人が来るのは何だかこっ恥ずかしくって嫌です。
その佐々木さんとの思い出の中で特に印象に残っているのは9.11テロであります。ベルギーのレストランでシェフとして働いていたのですが朝から厨房はその話でもちきりでした。家にテレビの無い私は仕事が終わって佐々木さんの家に行ってテレビを見せて頂き釘付けになってしまいました。なんの知識も無くまだフランス語もあやふやな私に佐々木さんはビルが崩壊に至るまでの一連の出来事を詳しく説明してくれました。「こんな事が起こりうるのか?」と愕然となり「戦争に発展してしまうのでは」と危惧するほどのショックを受けました。日本では考えられませんが当時私の周りにはイスラム系の人が多くいらっしゃりアメリカに対して批判的な声も多く、より一層様々な事を考えさせられました。
少し硬い話になってしまいましたが楽しい思い出もたくさんあります。その一つが餃子パーティ。生地作りから始めて綿棒で伸ばして具を包み込んでいくのですがこれが面白い。何故面白いかというと初めて餃子を作ってみて解ったのですが餃子作りにはパティシエ&パン屋的要素が多く含まれているのです。パティシエ仲間の餃子パーティは微妙な技術とプライドが火花を散らす愉快で刺激的なパーティなのでした。
佐々木靖さん、宜子さん、友紀ちゃん
久々に佐々木さんとゆっくり話しながらブリュセルの変化に驚いてしまいました。一番驚いたのは名店「Mahieu」の閉店です。私がいた頃はブルュセルで一番の人気店と言っても過言ではありませんでした。私も影響を多く受けた名店でしたので残念でなりません。
最後にもう一方忘れてはならないのが「宜子夫人」です。ヨーロッパでの生活が長いにも関わらず全くそういった事を感じさせ無い方です。西洋文化を否定する事も嫌う事も無く、かと言ってヨーロッパが大好きそうにも見えず自然体でありのままを受け止めていらっしゃる様に見える大物であります。 佐々木ご夫妻ありがとうございます。今後とも宜しくお願いします!!
最後にもう一方忘れてはならないのが「宜子夫人」です。ヨーロッパでの生活が長いにも関わらず全くそういった事を感じさせ無い方です。西洋文化を否定する事も嫌う事も無く、かと言ってヨーロッパが大好きそうにも見えず自然体でありのままを受け止めていらっしゃる様に見える大物であります。 佐々木ご夫妻ありがとうございます。今後とも宜しくお願いします!!