ありがとうございます
023/059
ワールドカップ&参院選
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実はサッカーも政治も全く詳しくはありません。中学生時代の話ですがテレビでトライアスロンを見てその感動的なゴールに涙が止まりませんでした。その時に思ったのです。
「テレビで感動を共有したとしてもその感動の比は成し遂げた本人に比べればちっぽけなものなのでは無いか。」
それならば自分も
「人に感動して泣くよりも自分自身に感動して泣きたい」。
「テレビで感動を共有したとしてもその感動の比は成し遂げた本人に比べればちっぽけなものなのでは無いか。」
それならば自分も
「人に感動して泣くよりも自分自身に感動して泣きたい」。
次代を担うパティシエ達
サッカーを例にとるなら日本選手のゴールにテレビの前で大興奮してもその喜びはシュートを決めた本人の比ではないでしょう。もちろん敗戦に涙してもピッチで戦った彼らの悔しさや無念さ又は充実感はテレビで観戦して共有したとしてもその何十分の一の感動でしか無いのでは。それならば自分も絶対にピッチに立ってその感動を味わってみたい。サッカーではなく自分独自のピッチで必ずいつか自分自身に感動して涙してみたい。私はTOSHI YOROIZUKAスタッフにはよくその話をします。TOSHIのスタッフの全員が本田選手や川島選手に負けないプレイヤーに必ずなれる資質があるのです。パティシエの幸せな点はサッカー選手は長くても40歳位が限界でしょう。しかしパティシエは40歳なんてまだまだ小僧です。私が今44歳、まだまだこれからが勝負です。ですから若いスタッフなどはこれから何十年と続く菓子職人としての人生が始まったばかりの赤ちゃんのようなものです。
もう一つ菓子職人が幸せな点はスポーツ選手と違い持って生まれた才能が必要ないことです。どんな不器用な人間でも30年も40年も直向きに努力を続ければ必ず何かしらの形となってきます。強いて言うならば半世紀もの間、一筋に精進続ける事が最高の才能でしょう。ですからスタッフには深夜の試合でもワールドカップを見るなとも言いませんし涙するなとも言いません、むしろ大いに涙して欲しい。しかし日本代表選手は自分達の夢を変わりに実現してくれている等と思わないで欲しい。それに発奮して奮起して欲しい。
もう一つ菓子職人が幸せな点はスポーツ選手と違い持って生まれた才能が必要ないことです。どんな不器用な人間でも30年も40年も直向きに努力を続ければ必ず何かしらの形となってきます。強いて言うならば半世紀もの間、一筋に精進続ける事が最高の才能でしょう。ですからスタッフには深夜の試合でもワールドカップを見るなとも言いませんし涙するなとも言いません、むしろ大いに涙して欲しい。しかし日本代表選手は自分達の夢を変わりに実現してくれている等と思わないで欲しい。それに発奮して奮起して欲しい。
パティシエの金の卵とヴァンドゥーズ
さてもう一点の参議院選挙であります。私は個別に会えばきっと好きになる民主党の方も多くいらっしゃると思いますが前回政権を奪取した際の民主党のマニフェストには疑問を感じます。例えば最低賃金1000円。現在東京都の最低賃金は791円。約25%の引き上げです。将来的な目標なら解ります。ただ直ぐにも引き上げるかの発言にはびっくりしてしまいました(今はトーンダウンしていますが)。悪徳経営者なら別ですが誰でも一生懸命働いてくれるスタッフには少しでも給料を上げてあげたいと考えます。現在TOSHIは順調にいっていますがそれでも人件費25%UPとなれば大事です。高速道路無料化、子供手当等とにかく政権奪取が目的の目先のマニフェストの様に感じます。もう一点はこれは民主党が悪いのでは無くマスコミも含めた国民全体の責任ですが親方の不在です。
小さな職場ですがTOSHIだけでも多くの問題があり全ての人が満足する運営はなかなか行えません。「こちらを立てればあちらが立たず」であります。そこで登場するのは「ここは俺の顔に免じて我慢してくれ、絶対に悪いようにはせん。」であります。そんな時、大局を見て方針を決定して結果的に冷や飯を食う事になった連中には心に留めておき次回には改善してやるのです。ところが今の政界では親方がコロコロ変わってしまい先の約束など当てにならず今だけが大事になります。良かれと思って目の前の船の席を人に譲ったら二度とは船はやって来ないかもしれないのです。重量オーバーで沈没するかも知れなくとも我も我もと乗るしかないでしょう。
珍しくサッカーも政治も詳しくない私ですが思わずつぶやいてしまいました。サッカーはともかく選出された参議院議員の皆様、この先「ありがとうございました」と心から言える事を期待しています。
小さな職場ですがTOSHIだけでも多くの問題があり全ての人が満足する運営はなかなか行えません。「こちらを立てればあちらが立たず」であります。そこで登場するのは「ここは俺の顔に免じて我慢してくれ、絶対に悪いようにはせん。」であります。そんな時、大局を見て方針を決定して結果的に冷や飯を食う事になった連中には心に留めておき次回には改善してやるのです。ところが今の政界では親方がコロコロ変わってしまい先の約束など当てにならず今だけが大事になります。良かれと思って目の前の船の席を人に譲ったら二度とは船はやって来ないかもしれないのです。重量オーバーで沈没するかも知れなくとも我も我もと乗るしかないでしょう。
珍しくサッカーも政治も詳しくない私ですが思わずつぶやいてしまいました。サッカーはともかく選出された参議院議員の皆様、この先「ありがとうございました」と心から言える事を期待しています。